高校3年生の頃から、ずっと自分の中にあるテーマがあります。アートやクリエイティブの力で、社会を少しよくしたい。高校時代は演劇やラジオ、多世代の人が集まる活動、市の協議会など、興味を持った場所にはとにかく飛び込んでいました。
そこで気づいたのは、面白いものをつくるだけでは社会には届かないということです。行政の仕組みやお金の流れ、人とのつながりも必要になる。だから大学や大学院では文化政策を学び、社会とクリエイティブをどうつなぐのかを考えてきました。
卒業後に独立したのも、起業そのものが目的だったわけではありません。自分がやりたい仕事がまだ十分になかったから、だったら自分でつくればいい。「ないなら、つくる」。今もそれが、私の仕事の原点です。